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日記後継ブログー2009/7/1 start 日常+雑多メイン。更新停止中
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 GGGと初代メンバーの邂逅は下書きしてあるけど、7船団との邂逅をまったく考えていないっていう…。
 そもそも初代の年代とGGGの年代がめちゃくちゃなんですけどね。
・初代-1986年
・GGG-2004年くらい
 …たしか彗星が落ちたのが1988だか89年くらいだったかな。あれ、90年代だったっけ?? ←
 FINAL入ってないけど光竜達がいるのはベースがα3だから。そもそもパスダーと戦う時には彼女達居た訳だし。

 でもまあ、初代は人間がこれでもかっていうぐらいに科学力進歩してますからねー。
 二足歩行ロボなんて20世紀後半だZE。つーかあそこまで綺麗に動けねぇよ凄すぎだってナイトバードww
 たまに匂わせるけれど80年代じゃないよありゃ。超エネルギーありすぎ加工できるって何ソレ。
 初代TF-SF(スペースファンタジー)でGGG-SF(サイエンスフィクション)だね。

 ってな訳で、7船団との邂逅考えてみた。


 アダムスからの連絡があった巨大な戦艦。
 中は地球そのものとなっており、町や山や海があり、人々がそこに住み生活しているという。
 まったく自然そのままの状態をどうやって作り出しているのか、興味は注がれるがこの戦艦は一体何を目的として航行しているのだろうか。
 何千万人とも言える市民、巨大スクリーンによる朝と昼と夜、時には雨が降ったりとまさに『人口惑星』と言ってもいいほどの施設。連絡を受けてからは航行していないようだが、地球に下りようという気配は微塵もないようだ。
 スパイ衛星からの映像でもはっきりと分かる、およそ700メートル以上もある宇宙船。
 興味深い、とハウンドやらパーセプターが調査に行かせてくれとせがんではいるものの、正体が分からない以上迂闊には近づけない。何より、戦艦にいるのは地球人そっくりの人間だ。
 平穏に暮らしている彼らの元へ行き、騒ぎの元となるのはごめんこうむりたい。
「しかし、降りてくる様子もなければ移動する様子もない」
「司令官、やはり調査に行かせてください。あれは今の地球人たちには作れない相当な技術力でできています。ある程度距離はとっていますが、あのまま停泊されていてはデストロン達にも見つかり、いえもう見つかっていることでしょう。彼らがあの戦艦と手を取り合っては遅すぎます」
「だが、パーセプター」
「それに、地球人達もあの戦艦に気づき、ニュースでも話題沸騰です。我々サイバトロンのように協力的とも限りませんし、デストロンのように好戦的だとしたらあの戦艦の大きさとエネルギー規模からいって、星ひとつ破壊できることも可能でしょう」
「…停泊しているのは様子見とも考えられるが、うむ…」
 何度もあの戦艦へは通信を試みている。だが、一向に応答しないのだ。もしかしたらこちらを罠にはめる気なのではないだろうか。そんな心配からコンボイは決断をせまれないでいた。
「コンボイ司令官、俺っちも賛成です! あの船に俺っちも行かせてください!」
「ブロードキャスト、そうは言ってもだな…。もしかしたらデストロンの増援かもしれないんだぞ?」
「人間がいる船がデストロンの増援ですって? ならあの美しい自然はまやかしだって言うんですか? とんでもない、あれはまさしく本物ですよ! 司令官、俺も我慢できません。行かせてください」
「ハウンド…」
 次から次へと沸いてくる部下達にせがまれ、それも一理ある、とコンボイは偵察を許可を出し、スカイファイアーに乗り、3人は謎の戦艦へと出発した。


 偵察に、と上空飛行をしながら地上の様子をみるガムリン。
 マクロス7が地球を離れてから生まれた彼には、なにもかもが初めて見る景色だったが、なるほどと頷けるものだ。
 なにせ、マクロス艦隊はその中が地球を再現した作りなのだから。
「住んでいるのも地球人…それも種族や言葉が違う、歴史の資料そのままだな…」
 操縦桿を操り、低空飛行をしたのち急上昇するとそのまま大気圏へと突入。
 その姿を、黒い鳥が見ていたとも知らずに。


 がつんっ、という大きな衝撃にバランスを崩すパーセプターとハウンド。スカイファイアーはそのまま上空飛行を続けているが、中の2人はこけてしまった。
「な、なんだこの音は!?」
「衝撃波にもにたエコー…いやこれはビブラートともとれる波長。うう、頭ががんがんする…」
 一瞬だけスカイファイアーが機体を揺らめかせるが、なんともないのはやはり彼がその規格にあった頑丈なボディだからだろうか。そんなことを考えるも口に出せないパーセプターはダメージが大きいと首を振った。
「あのモニター…あれはロックバンドじゃないか! この戦艦はやはり地球も模してるんだ」
「バンドだって? じゃあこの騒音は音楽だっていうのかい」
「もちろんさ。…ああ、聴きたいな。ここからじゃ聴こえない!」
 内部のモニターから見える外のモニター。そこにはド派手なバンドメンバーが陽気にギターを鳴らしながら歌っている姿がある。
『地上に降りるよ。どこまで地球そっくりなのか、私も興味があるからね』
 旋回し、スカイファイアーは森の中へとその巨体を隠した。


 黒い機体。所属不明の機体が一気に宇宙空間へと飛び出たのを見たアダムスは、通信映像をテレトラン1に送信した。
「スカイファイアーに似ているが、やはり違うもののようだな…アダムス。その機体はどこに行ったか分かるか?」
『スピードが速くて追いつくのがやっとでしたが、どうやら例の戦艦に戻って行ったようです』
「ふむ…あちらもようやく偵察しに来たという訳か…」


 船だというのに、巨大なモニターが夕日を映し出したことにより、景色は夕焼けへと変わり人々も家に帰るのだろう急ぎ足の者が増えていく。
「これじゃあ地球そのものじゃないか。どうなっているんだ、この船は」
「うう、偵察なのがまどろっこしいなぁ。あの音楽凄く聴きたいのに!」
「ブロードキャスト、くれぐれも我々のいるところで流すのだけは止めてくれよ。君はボリューム調整できてないんだから」
「ノリのいい音楽はでっかい音で聞くのが1番なの。それが分かってないんだからぁ」
「…反省したんじゃないのかい」
 ゆっくりと森の中を進み、会話する3人。だが、スカイファイアーの元へ戻ったとき自体は急変した。
 夕日を映していたモニターが星空を映すと、ゆっくりと降りてきたのだ。まるで、ビンに蓋をするかのように。
『急いで! 帰れなくなる!』
 ゆっくりと降りてくる蓋のようなモニター。エンジンをかけ、上昇したスカイファイアーは間一髪のところで脱出に成功した。


 帰還したガムリンからの報告を受け、マックスは感心した。
 時代は遡るが、地球そのものだ。この景色、風景は。
「次元空域からして、別の宇宙、それも過去の宇宙と考えるべきでしょうな」
 エキセドルの淡々とした声に、「私もそう思う」と返す。
「フィールドアウトに感じた時空の乱れ…あれによって別の宇宙の、過去の地球へ来てしまったと。…やれやれ、これはまた市長から苦情が来るな」
 モニターにはニューヨークの町が映っていた。


 続く!(ぇ)

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