AHMネタ

　日本的に言うと単行本1巻しか持ってないが、他サイトさんの感想やら妄想（！）により暴走した結果。
　ドリフトの性格決めてないよーつーかSP読んでない★　←

　ネタバレ有。AHM読んでない人は買うよーにｗ
　シリアス。
　Blaster視点で英名表記の妄想カバーなのDA。

　右目は補正用パーツそのものになって、本来なら持たないはずの長距離用レーザーライフル持っちゃった。
　ねえ、君のうんちくはもう聞けないの？　うざがられるほど長いけれど、分かりやすいのはみんな認めてる。そしてそれが役に立ったことは何度もある。
　ねえ、君のフォークソングはもう聴けないの？

「ふぅん、君を庇って？」
「それは語弊があるな・・・庇ってではない、彼が勝手にしたことだ」
「それを庇う、って言うんだよ。セイバートロンのニンジャさん？」
　傷ついた彼を運んで来たのは見たことのない白いボディ。鋭利なつくりだったけれど、何故か腰に刀を携えていた。いつの間に生まれたのか、何処に隠れていたのかさっぱりだけれど水色のアイで仲間なんだって分かった。
「ニンジャ・・・彼にもそう、言われたな」
「へぇ。じゃあ君も気にいるかな？」
「・・・っ。なんだ、その騒音は」
「ひっどーい。これはね、地球でいう『音楽』さ」
「・・・慣れれば、いいのか」
「ん？」
「彼が気がかりだ。あまり話さなかった。これも何かの縁だろう、できるだけ彼のことを知っておきたい」
「・・・恋？」
「なぜそうなる」
　うん、突っ込みも完璧。きっと彼は今まであまり他人とは関わらなかったんだろうな。なんとなく分かる。だって色んなことかかえてる奴が集まってできたんだ。ミニボットだって双子だって射撃手だって副官だって、俺っちだって。そして、アイツだって。
「・・・・・・」
　がしゃりと音がして見上げれば、アイツが俺たちを見下ろしていた。
　くっと結ばれた口からは何も発せられない。左のアイは口と同じで何も語らない。
　ただ、そこにいるだけ。
「行くか」
　ニンジャがそういえばこくりと頷く。
「ちょっとー俺っちは除け者ですかぁ～？」
「・・・ブラスター」
　静かに名前を呼ばれ、はいはいとお手上げのポーズ。
「分かってるよ、パーシー」
　本当は、笑っていたんだろう顔も、今は無表情。
「やはり友なんだな」
「うん？　仲間って意味なら君もだよ、ドリフトくん？」
「・・・パーセプター、こいつはほっといてもよさそうだ」
「なにそれ～！」
　無言のまま歩き出すアイツに、俺達は笑いながらあとをついていく。
　払った犠牲は、あまりにも大きすぎた。


○パーシーは海外ファン達がつけたらしい愛称。・・・公式？